私は要領が悪く、カン違いや細かな間違い、直前の事を忘れたりと、
大変な事態にはあまりなりませんが、それでも日常でも困ったり、人に迷惑をかけたりする部分が多々あります。
発達障害、ADHDというものを知った時、
それらの事がとても当てはまる部分が多く、今までの謎だった自分のダメさ部分の正体を知る事ができました。
それを知ったのがマンガでわかる心療内科です。
アニメ化もされており、ツイッターでもよくそう言った豆知識が配信されており、それらのことを多少ですが知りました。
私は、なんだかんだ日常生活が送れており、また周りの人間関係にも恵まれており、自分の起こしている迷惑も寛容に許されている場面も多いのが現状です。
周りの人がこなしている事が自分にとってはかなりの苦労で、細かい作業になればノーミスで出来る可能性はかなり低くなります。
また、日常生活においてもウッカリや、見当違いの発言をしてしまったりと、学生の頃から、天然、KY、毒舌と言わておりました。
人には迷惑をかけますし、しょうもない事も多々やらかしてしまいます。
それらについて自己嫌悪もしてしまいますし、ストレスを感じたりもしますし、
もう良い大人なので、天然、KY、無意識な毒舌発言も出来れば改善したいと思い、
周りから見ても健康な私ですが、
ゆうメンタルクリニックにかかる事にしました。
前置きが長くなりましたが、メンタルクリニックにかかってみて思ったこと、感じたことなどもろもろこちらに綴ってみます。
ゆうメンタルクリニックの雰囲気
私が利用したのは秋葉原のクリニックですが、きっと他と大差ないでしょう。
施設内はとても落ち着いていて、安心感のある雰囲気でした。
診察室は5〜6個程。
室内はとても狭く3〜4畳ほど?で、診察の先生と、机を挟んで自分が座ったらもう後ろは壁です。
距離感の近さと閉鎖感でちょっと緊張はしましたが、
診察の先生もとても話しやすかったです。
ちなみに周りの患者さんは私が見た範囲だと20~40代くらいの人が多かったように見えました。
診察について
自分の困っている事を説明し、
それに対して先生からADHDについての説明を受けます。
ここで先生の判断で薬の使用を提案される場合がありますが、薬を希望するかの確認もされます。
また、カウンセリングも利用してみるかの確認もありました。
ADHD検査(傾向のチェック)について
メンタルクリニックで調べてもらうのはあくまで傾向と度合なので確定の診断をするものではありません。
ADHDの確定的な診断をしたい場合はクリニックではなく病院で(?)という事なのだと思います。
診察が終わった後ADHDの傾向チェック(有料)を行いました。
ちなみに私は、自分でも思っていた通り不注意の部分で傾向が強く、
落ち着きがない、多動な傾向の部分は低めでした。
(会社では座って作業をする事が出来ますが、ミスが多い事を自覚しています)
事前にネットなどでADHDの事を調べていた事もあったためか、あぁやっぱりな。という結果でした。
カウンセリングについて
正直カウンセリングってどんな事を話すのかわからなかったので、診察の先生にとりあえず1回カウンセリング受けてみますか?と言われて受けてみた次第になります。
先生は女性の方で、気さくでとても話しやすい方でした。
初対面でも全然笑って話が出来るくらいです。
さすがプロ…!
そして話した内容は、主に日常で困っている事
それに対する対策の仕方や考え方、気の持ち方でした。
例えば、具体的には仕事で送るメールで入力間違いをしてしまう事がどうしても多い、という場合は、
一度スクリーンショットをとって、それを印刷し、内容のチェックと、チェックするべき場所を把握する事でした。
その他に、物をよく無くすなら、物の位置を決めておく事、メモをとる事など、困っている事に対して一個一個こうしたらどうかという提案をしてくださいました。
なるほどそういう風にすればいいのか、とためになる話も多かったです。
私はそういった不注意によるミスで、人に迷惑をかける事が多いのですが、
そこで怒られているかが重要らしく、
私の職場では細かい作業が多く、大先輩でもたまにミスするくらいなので、間違いがあってもしょうがない為、先輩や上司からも怒られる事はほとんどありませんが、
圧倒的にミスが多い為、特に気にしていた部分なのですが、
怒られてないなら良いでしょう。
というふうに済まされてしまいました。
怒られてもいないのに気にしすぎ、程度にしか思われていない節が見えたは特にショックだったのですが…。
他にも、仕事でお客様からクレームの電話があり、慣れない時期にもかかわらず上司や先輩からのフォローがなくどうして良いかわからずお客様を激怒させてしまい、それ以来電話に対する恐怖や不安(またクレームがくるのではないか、その場合どうにか出来るのかといった不安)が常日頃からあり、自分でもトラウマの様になっている旨も相談しましたが、
慣れと経験が必要という程度で終わってしまいました。
まぁ、そうですよね。
他にも困っている事があったので、相談してみましたが、誰にでもある事で対策をしていけば良い、できない事を潰していこうという感じで、
カウンセリングはどうしたら良いか行き詰った時に相談できる場としてとても良いと思いました。
ですが、そもそも注意力が低い事、そもそものADHDの傾向を改善する事、それによって現在の自分の苦しい気持ちはカウンセリングではどうにもならないんだなと、
カウンセリングという事に対して私は思い違いをしていたんだという事に気がつきました。
もちろん日常生活での失敗した事や出来ない事の対策をする事で回避できたなら確かにそれは改善されたとも言いますが、その1つの物事を解決した事にしかならないと私は思いました。
好意的な友人からは天然と言われますが、そろそろ天然と言われるのもキツイ年齢です。
最初にも書きましたが、毒舌、KYと言われる事もありました。
カウンセリングの先生からは、天然でもなじませていけば良いと言われました。
しかし、自分自身で受け入れて対策をとって向き合って生きていくのは大事だという事は分かりますが…
どうにかしたいと思ってるのに回答はそんなもんかぁ~と思いました。
ちょっと期待はずれな様な書き方をしてしまいましたが、上にも書いた通り、カウンセリングでは具体的に困っている事に対して相談をするのにとても良いので、今辛い方には是非オススメいたします。
ADHDを薬で改善する
そもそもADHDの確定診断をしたわけではありませんが、そういった傾向が見られる人は脳のドーパミンという分泌物が少ない傾向がある様です。
私の求めていた根本的な改善策はもしかしたら薬での方法ではないかと思います。
まだ薬は全然試していないのですが薬でも解決しないようであれば
病院で検査をするか、今の会社を辞める事も検討した方がいいのかなーくらいに思っています。
漫画を頂いた!!
クリニックでAHDHの事がわかるテキストを希望すると…
漫画を頂けちゃいましたー!!!
有難く読ませて頂きます^^
自分なりの診断まとめ
今回の診断(計2回)でこの一見何ともないような自分にやや強めにADHDの傾向があることがわかりました。
思えば小さい頃から、ぼーっとしていたり、忘れ物が多かったりという事が多かったですが、自分なりに出来る事は色々やってきたつもりでした。
(教科書は学校に全部置いていくことで忘れ物対策をするなど)
どうにもうまくいかない、行き詰っている方には一度赴いてみるのもいいかもしれません。
自分の求めている答えが返ってこない事もあるかもしれませんが、何かしら得るものはあると思います。